デメニギッスデメニギッス

皆さんこんにちはっス!
深海ニュースのお時間でっス!
今回は2020年1月16日にニュースサイトに載っていた深海に関するニュースを紹介するっス!

「生きた化石」と呼ばれる深海サメの一種「ラブカ」が16日、熊野灘で捕獲され、串本海中公園センター(和歌山県串本町有田)に運び込まれた。

(中略)

ラブカに目立った傷はないが、水族館の水槽内を泳ぐ姿は元気がなく、衰弱している様子。吉田副館長は「貴重な個体。長期飼育は難しいと思うが、経過を見守っていきたい」と話している。

ラブカとは体形、歯の形状、エラなどの特徴が、今から3億6000万年前の古生代デボン紀に生息していた古代サメのクラドセラケに似ていると言われている深海のサメです。

クラドセラケ

この日釣り上げられたラブカは体長約120センチの雄で、体は暗褐色。

ヒダ状に開いたエラやフォーク状の鋭い歯が特徴です。

ラブカ

出典:AGARA

ラブカは水深500mよりも深い場所に生息しているため、深海から引き上げると水圧の差で死んでしまうことがほとんどです。

そんなラブカが生きたまま捕獲されたなんて、とても珍しいですね!

水族館に運ばれたとのことなのですが、深海に住んでいる生物は捕獲されてもすぐに死んでしまうことが多いので、できるだけ長く生きてほしいなと思います。

引用記事:讀賣新聞