
こんにちはダコ!深海ニュースのお時間ダコ。
今回は2019年9月30日にニュースサイトに載っていたニュースを紹介するダコ。
2019年9月30日、やっぱり深海はスゴイ!と思わされるニュースがありましたので紹介したいと思います。
アメリカで異星クリーチャーのようなタコが発見される
深海には人間の想像をはるかに超える生物がたくさん暮らしています。
そんな生き物の調査を行う海洋探査船ノーチラス号が、またしても摩訶不思議な生き物を発見しました。
まずはこの動画をご覧ください。
な、なんなんだこの生き物は…!
これは今月初め、太平洋の離島の海を潜行中の探査機が水深およそ1600mの海底で発見したタコです。
無人調査機のカメラがとらえたのは、太平洋の離島海洋国定公園に含まれるベーカー島の南西約1600mの深海でエレガントに踊っていたタコの姿だ。
体長はおよそ1.3mほど。耳のような大きなヒレをひらひら動かしながらゆっくり形を変える。
物おじしない深海タコは積極的にカメラに寄ってドレスのように膨らんだり、魚のように泳いだりしながらその場にとどまり、5分以上もクルーを楽しませた。
引用元: BIGLOBEニュース
専門家はこのタコをタコ目ヒゲダコ亜目(有触毛亜目)のヒゲダコ科に属するタコではないかと考えているそうですが、正確な種はわかっていません。
現在認められている種の中では、ヒゲナガダコの1種といわれるCirrothauma magnaに最も近いということです。
ですが、無脊椎動物の学者であるマイク・ヴェッキオーネ氏は「私たちは未記載の種もいくつか知っています。これはその1種かもしれない」と語っています。

ヒゲダコ科のタコの生態はほとんどわかいないっス!
ヒゲダコ科のタコについて現時点でわかっていることと言えば水深2000mよりもさらに深い海底付近で泳いだり漂ったりしていることぐらいっス。
撮影されたタコがヒゲダコ科に属するタコならば、とても珍しいタコが撮影されたことになりますね。
深海には他にもコウモリダコやダンボオクトパスなど、不思議で面白いタコがたくさんいます。
深海にはまだまだ未知の生物が暮らしているのでしょうか?
私たちは深海への興味が深まるばかりです。
ノーチラス号は今後もテクノロジーを駆使して深海の調査を続ける予定だそうです。

深海には面白い仲間がたくさんいるから、みんなにもっと深海のことを知ってほしいダコ。